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最終更新:2017年8月21日
当院では、なるべく患者さんに負担をかけないように、痛くない治療を目指しています。また、歯とクラウン等を接着するボンドに、高い接着力が期待できるマルチボンドを使用しています。
虫歯は放置して歯磨きで治るものではありません。早期発見、早期治療が重要です。
成人の約8割が罹患しているといわれている歯周病。そんな歯周病を予防するためのブラッシング指導、歯石の除去等を行います。上記の虫歯と同様定期的に進行度をチェックしリコール管理します。
では、歯周病についてご紹介します!
日本人が歯をなくす原因の約9割が虫歯か歯周病だといわれています。そして、全体の半数以上を歯周病が占めています。
20歳までは虫歯が圧倒的に多いのですが、40歳くらいから歯周病(歯肉炎や歯周炎)が原因となるケースが急増します。さらに、日本では歯周病の罹患率はとても高く、成人の約8割が罹患していると言われております。
歯周病とは、食べ物などのカスから菌が繁殖して歯垢(プラーク)や歯石となりおこります。繁殖した歯周病菌が原因で、歯肉が腫れてしまうと歯と歯ぐきの間に隙間ができてしまいます。そこにさらにプラークが入り込んで歯肉が化膿します。さらに悪化すると、歯をささえる骨(歯槽骨)が溶けてしま い、歯がグラグラするようになり、最後には歯が抜けてしまいます。
歯周病は自覚症状が少なく、あまり痛みもともなわないため気付いたときには手遅れな状態な場合があります。
下記の自己診断表のような症状がある場合は歯科医院で歯垢と歯石の除去をすることをお勧めします。痛みもほとんどなく行うことが可能で、半年から一年に一度を目安に定期的に通うことで高い効果が望めます。また、その際にはそれぞれの患者さんに合った正しいブラッシング方法もご指導いたします。
以下のような症状があったら歯周病の可能性があります。早めに受診しましょう!
歯周病の予防には正しいブラッシングを行って歯垢を除去することがとても重要です。そして、食べ物をしっかりと噛むことも重要な要素のひとつです。
まず、食べ物をよく噛むことで唾液(つば)がたくさん出てきます。唾液には歯垢の作り出す酸を中和する能力や、食べカスを洗い流す自浄作用等があります。
歯を失ってしまう恐ろしい歯周病も、普段の生活から十分に注意していれば簡単に予防することが可能です。